アンペルマン

思い通りになった話

ブログも家も引越します

ネットでもリアルでも引越しの多い人生、引っ越しが決まっては条件を書き、条件を書いては引越して。ブログも引越してばかり。

占い師の友人からは「一箇所に定住しない名盤」と言われていて、それは私の場合ブログにも当てはまるのかもしれません。いや、定住できるものならさせたいのだけど。

住居の引越しは今までに8回。42年の人生ではそれほど多くないかもしれないけど、約20年間で8回だから3〜4年ごとに引越していることになります。新しい土地に住むたびにそこが大好きになるし、どこにでも良い人が必ずいて人生において大切な人が増えていくから引越しは嫌いでしはありません。私にとって引越しとは、新しい人間関係を各地に増やしていくこと。別れは寂しいけど、生きていればいつか会えますから。

【条件書きと引越し】日本への帰国を回避したい

私たちにとって8回目の引越しは日本からドイツへの引越しでした。4年前になります。初めてのヨーロッパ、初めてのドイツ、知人がゼロの中で幼児と乳児を抱え、手探りしながらの生活。それでも4年間で国籍関係なく親友ができました。2人の子供たちは素晴らしい先生とクラスメイトに恵まれすくすくと育っているし、ああ、ここで子育てできてよかった、一生ここに住むのも良いかもなーんて思っていました。でも夫の会社では、最長でも5年経つと日本への帰国命令が出るから、そろそろ…?

せっかく頑張ってきたドイツ語、せっかく積み上げてきた人間関係、現地校でのコミュニティ、それらを簡単に捨てられるほど思い入れは浅くありません。できれば子供にもっとドイツで教育を受けさせたい、どうにかしてドイツに残る道はないか。どっぷり現地校に馴染んでいる我が子が、今さら日本の教育に馴染めるのだろうか。それは果たして子供のためになるのだろうか。なんとかしてドイツに残る方法はないのかと夫に聞いても、こればかりは会社の意向に従うしかないから自分ではどうにもできないと言われ。えーー、夫はドイツに残りたくないの?と聞いても、そりゃ残りたいけど仕事も好きだからと。

そうだよね、夫、仕事頑張ってきたものね。夫の会社も良い会社だものね。え、でも少しでも可能性はないのかしら。私一人ではどうしようもないことを悶々と考え、眠れない夜が続きました。

【条件書きと引越し】困った時こそ書く

そんなある日、思い出したのです。そうだ、こういう時こそ書かないと!!

そもそも、ドイツへ来ることになったのも自分の人生プランを練り直して具体的な内容を紙に書いた後に環境が動いたことを思い出しました。よーし、書くぞ!ノートを引っ張り出し、私たち家族が幸せに暮らす条件、子供の教育の条件を改めて書き出しました。

どんなことを書いたかは、別の機会に詳しく書きたいと思います。

書いたらあとは天に任せるだけ。頼んだよ!そんな気持ちでノートを閉じました。

奇跡が起きてベルリン行き決定

そして、その日はやってきました。夫から話があると言われ、(ま、まさか帰国命令じゃないよね・・・?)と内心ビビりながら夫の前に行くと、

「・・・ベルリン行きの話があるけど、どうする?」と。

まさに、「キターーーー!!」という心境でした!!すごい!あり得ないことが起きちゃった。なんと、夫の会社では過去に例を見ない人事異動だそうです。永住権を持っていない私たちの不安定だった未来が、ぐっと良い方向へ向かいつつあります。私も運が良い方だとは思うけど、夫はさらに強運だと思うわ。(と、この時点で浮かれていましたが、実際にベルリンへ引越してから紆余曲折、色々と大変でした)

ベルリンは一度は住んでみたい場所だったからとても楽しみで。実は、ここで永住しちゃうんじゃないの?ってな勘が働いてる。(ほんまかいな)

あ、妄想をする前に新しい小学校と新居を見つけないと!

後日無事に見つかりました!(これも条件書き)

というわけで、夏にベルリンへ引越します。皆あそびに来てね。

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