ドイツで犬の学校に入学しました。その1【学校の選択】

Tuesday 4 December, 2018

2018年秋。1歳になる直前のリアを Hundeschule(フンデシューレ)、 直訳して「犬の学校」へ連れて行くことにしました。ドイツでは犬の学校といえば、飼い主と犬、そして先生(トレーナー)が一緒にトレーニングを受けるスタイルになります。
というのも、犬をコントロールするためにはまずボスが学び、その知識を活かして犬との信頼関係を作っていく必要があるからです。

初めて参加した後「子供と犬のしつけはドイツ人に任せろ」という格言は本当なのかもしれないと思ってしまいました。もう、教わることが全て目から鱗、自分たちがいかに間違ったことをしていたかを痛感したからです。(それは私たちが今まで犬を飼ったことがなかったからで、犬を飼っている人にとっては常識なのかもしれませんが)

我が家の末っ子、2017年12月より飼い始めたラブラドゥードルのリアは、賢く食欲が旺盛で躾のしやすい子です。今までもトイレやお座り、待て、伏せなど、基本的なことは私たち家族のやり方であっという間に出来るようになっていました。しかしある程度成長してくると、賢いが故のわがままや、寂しがり屋な性格がなす行動などが浮き彫りになり、素人である私たちのやり方では矯正をすることに限界を感じることも多くなってきたのです。

例えば、嬉しくて喜ぶと後ろ足で立ち上がって人に飛びつく癖がなかなか治らないこと。これは小さな子やお年寄りに対して行うと怪我に繋がるので、絶対にやめさせなければならない問題行動の一つです。

他にも、散歩中に興奮するとリードをグイグイ引っ張る癖や、散歩中に地面に落ちているものを拾い食いする癖。

リードを外して遊ばせている時、「komm!!(来い)」と呼んでも戻ってくる時と戻って来ない時がある。他のことに夢中になっている時は完全無視!

これらのことを改善するために、あの手この手を使っていましたが、なかなかうまくいきませんでした。でもドイツで生活する以上、これらは絶対に克服しないと困るのです。

なんせドイツは、犬がほぼ人間と同じように生活できる国。

レストラン、バスや電車、はたまたタクシーまで普通に犬が出入りできます。犬連れOKのホテルや宿泊施設もたくさんあります。(薬局や生鮮食品を扱う店や病院などは犬の立ち入りNG)

人間と犬が安全に共存できるように「犬法」が州ごとに定められており、犬が家族の一員として生活できる権利と、その犬を管理する飼い主にも責任を負わせるシステムが出来上がっています。犬税もあり、私たちもベルリン市に犬の税金を支払っています。

街中にはきちんとしつけられた利口な犬が、飼い主にぴったり寄り添って歩いています。レストランでは足元にじっと座り、飼い主が食べ終わるのを待ち、電車やバスでもおとなしく降りる駅まで隅に座っているのです。うちの子よりお利口さん!(もちろんダメダメな犬と飼い主も多く見かけます)

このようにドイツの飼い主が犬とどのような関係を作り、どのように生活をしているのかとても興味を持ち、私たちも学ぶ必要があると判断したのでした。

でもドイツには本当に多くの犬の学校があるんです。一体どこを選べば良いのかさっぱりわかりません。噂によると、犬に対して高圧的で評判の悪いところもあるとか。

そこで聞き込み調査を開始です。犬の散歩中、しつけの良い子を見かけるたびに飼い主に質問しまくりました。
犬の学校へ通わせたことある?どこの学校?グループレッスン?それとも個人レッスン?通わせてよかった?

様々な回答がある中、何度も名前が出てきたのがZwanglos(ツヴァングロス)という学校名。うちからは少し遠いけど、ネットでも評価が高いし試してみる価値はあるかも。

早速HPを探してコンタクトを取ったのが9月。学校的には秋のコースがすでに始まっておりタイミングが悪かったみたいですが、色々と交渉して何とかレッスンしてもらえることになりました。(反応が悪くてもしつこくアピールすれば大抵OKが貰えるドイツ社会です)

ああ、可愛い可愛いリアたん…  (*´д`*)ハァハァ…できることなら甘やかして甘やかして甘やかしまくって育てたい…ペロペロ。甘やかしまくっても自動的にマナーの良い子に育ってくれたら良いのに。躾って、躾をされる側よりする側の方が高度なテクニックを求められますよね。SMでもSの方が知識と高度なテクニックが必要ですものね。つまりリードする側がしっかり学び、感情をコントロールし、調教する必要があるわけです(何の話)。

さあ、期待におっぱいを膨らませながら、いよいよ入学です!

次回からはレッスンの内容を公開します。

ドイツで犬の学校に入学しました。その2【ボスは誰?】