犬と暮らす

BARFに切り替えた1週間後の変化(犬の話)

2024年1月16日

さて、BARFに切り替えたその後の報告でs。(元は2020年の記事です)

先日受講した、英国獣医によるペットの生食セミナーに衝撃を受け、我が家もスタートした生食。

今までリアの食事は8割がドッグフード、2割が生食だったのを、完全に生肉(骨)・生野菜(フルーツ)・ナッツ類・オイルへと変更いたしました。

生肉や骨は、Bio農家や生食専門店から配達してもらい、野菜等は家にある物を適当に混ぜています。

セミナーで、毎日全く同じ栄養バランスにする必要はなく、1〜2週間で調整すれば良いと教えてもらったので、あまり難しく考えることなくスタートさせることができました。

今まではBioのドッグフードをウエットとドライを混ぜて与えていましたが、1ヶ月あたりのコストを比較してみたら、大して変わらりませんでした。

セミナーでは、生食に変えてから起こる変化として以下のことが挙げられていました。

  • 歯や歯茎が健康になり、歯石がつかなくなる。口臭の改善。
  • 毛つやが良くなる。
  • 体臭が良くなる。(臭くなくなる)
  • 便が適度に硬くなる。
  • 活力が増す。
  • 適正体重になる。
  • 免疫系が整う。(病院にかかる頻度が低くなる。アレルギーの劇的な改善等)
  • 寿命が延びる。

リアはもともと健康体だったことに加え、まだ2歳半(2020年当時)。しかし口臭と、奥歯の一部がほんの少し黄ばんでいたのが気になっていました。

満を持してBARFに切り替えました。

すると、ちょうど4、5日ほど経った時でしょうか。リアの便が程よい硬さになり、前ほど匂わなくなったことに気づきました。ついでに口の匂いを嗅いだら、口臭というか犬くささもあまり気にならなくなっていたんです。あと、毛並みもツヤツヤしてる!

まとめると、こんな変化がありました。

リアの変化

  • 便の状態が良好になった
  • 口臭が改善された
  • 毛のツヤがよくなった
  • 全く病気をしない
  • 年齢の割に元気で体力がある

え、なに、犬って生食にするとこんなにすぐ変化するの!?

人間だったら食生活を変えてから数ヶ月かかる変化が、たった数日とは。

言い換えると、人間より寿命が短いってこういうことなんですね。少々しんみりしてしまいました。

実はここ1年くらい、散歩先で出会った長生きワンちゃんの飼い主さんに、餌の内容を聞き込み調査していました。

すると、特に高齢のワンちゃんの中で、生食とそうでない子との明らかな違いがあったんです。それは、なんと言っても毛のツヤ!!生食の子は毛並みがずば抜けて良い。これはどの犬種も共通しています。下手したらその辺の若い子よりもツヤツヤしています。

毛の艶が良いということは、トータルの体の状態が良好な証拠です。犬の先祖がずっと食べてきた生の食事に寄せていくことで、先天的な強みを伸ばし、後天的な疾患から開放されるのではないかと思いました。この辺は人間も同じですね。

そんなわけで、快調な生食ライフをスタートした、うちのリア。

生食にしてからは明らかに餌への食いつきが違います。準備中、もう、我慢できない!早く!早くはやく早くはーやーくー!!ってワクワクが目の輝きと鼻息に現れています。

2024年現在、我が家が取り寄せているのはこちらの生肉です。

以前はベルリン市内のお店から配達してもらっていましたが、色々と値段が高騰したので、別の手頃で優秀なショップに切り替えました。

原材料は100%ドイツ産、ドイツの食肉工場で製造・発送しています。会社の詳細を読み込んでも、犬に対する大きな愛を感じられてとても良いです。

FROSTFUTTER PERLEBERG

ドイツのBARF

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これに、家で食べている野菜やナッツ、オメガ3の油を混ぜたりして食べさせています。

今回の生食シリーズは、自分でもとても興味深い内容でした。

完全に生食や手作り食ができなくても、市販のフードと手作り食を混ぜるだけで、ドッグフードのみの生活よりも1年長生きする結果となっています。

皆様の相棒が、元気で長生きできますように。

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