感情の共振

条件書きのコツ

感情の共振が環境を作る【書くとなぜ叶うのか】

感情の共振が環境を作り、目標を達成しやすくなる。これがやっと、自分の体験と科学的根拠とがつながり、納得しました。忘れないうちに書いておこうと思います。

私は条件書きについて、自分の経験を含めた記事をいくつか書いており、書いて叶えたいのなら「愚痴を聞くな・言うな、人をゆるせ」と偉そうに言っております。

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これは経験からして絶対だと思ったから書いたのですが、理由を説明する際に、どちらかというと心理学寄りで話していたんですね。

ですが、科学(自然科学)の方もとても面白くて。学者ってすごいですよね、めちゃくちゃブドウ糖の消費量多そう。知らんけど。

そんなわけで、文系ど素人の私めが、図々しくも脳やエネルギーの仕組みについて記述してみます。

まず、ざっくり理解しておきたいことは、こちらの5点です。

ポイント

  • 物質も感情もエネルギーでできている
  • すべての物質は固有の振動(周波数)を持つ
  • 感情は脳の反応によるエネルギーの一種である
  • エネルギーの波には情報が含まれている
  • 同じ周波数は互いに共振・共鳴する

では、本題に進んでみましょう。

私たちの周りにあるすべての物質は、エネルギーを持っていて、必ず「固有の振動」をしています。これを「固有振動」と言います。つまり、物質はただそこにあるだけではなく、見えないけれど、常に微細な波のように動いているのです。

もちろん私たちの体の細胞の一つ一つもも小さく振動しています。目の前にある美味しそうなバウムクーヘンも、床に落ちている謎の毛も、すべて固有振動があります。面白いですよね。

物理学の分野、特に量子力学では、「物質は粒(もの)であると同時に、波(振動)としても存在している」ことが証明されています。この波の性質を「波動性」と呼びます。この波動性こそ、物質やエネルギーが情報を伝える仕組みの土台になっています。

これは、1924年にフランスの物理学者ルイ・ド・ブロイが、すべての物質(電子など)が波として振る舞う性質を持つ(波動性)ことを提唱し、1927年に電子回折実験によって証明されました。

これにより、物質が波(エネルギー)として情報を持ち、伝えるという理論が実証されました。

周波数が情報を伝える身近な例

では、わかりやすい例を挙げましょう。

波には、それぞれ違う周波数(振動の速さ)があります。この周波数が、情報を運ぶ役割を担っています。目には見えませんが、私たちは情報を含む波の中で生活しているのですね。

Wi-Fiやスマホ】
たとえば、Wi-Fiやスマホは「電波」を使って情報をやりとりしています。この電波は異なる周波数で振動しており、写真や音声、動画などのデータを運んでいます。私たちが日常で使うインターネットも、周波数がなければ成り立たないのです。

光の波】
光も周波数を持っています。たとえば、青い光は赤い光よりも周波数が高いです。この周波数の違いが、それぞれの色の「情報」を伝えています。光は目に見える形で、情報を波として私たちに届けているのです。

感情も周波数を持つ

驚くことに、「感情」もエネルギーの一種で、特定の周波数を持っています。
たとえば:

  • 感謝や喜び → 高い周波数
  • 怒りや不安 → 低い周波数

これらの感情は、ただの「気分」ではありません。脳や心臓で起こる電気信号や化学反応が、エネルギーとして発せられています。そして、そのエネルギーの周波数には「感情の情報」が含まれています。

また、感情だけでなく「思考」にも周波数があり、周囲に情報を伝えていると言われています。

では、物理の授業で「共振・共鳴」を学んだことを覚えていますか?これは、ある物体の振動が、近くの別の物体を同じ周波数で振動させる現象です。

ろっとんさんの図入りの説明がとてもわかりやすいので、リンクを貼っておきます。図があると感覚で理解できますね。

リンク先の最初の図に、4つの振り子があります。A〜Dの振り子のうち、AとCの紐が同じ長さで、同じ固有振動数を持ちます。

この場合、Aの振り子を揺らすと、他の振り子を触っていないにも関わらず、同じ固有振動数を持つCの振り子だけが動き出す現象を「共振」と言います。BとDは動きません。

ここのポイントは、離れていても同じ固有振動数をもつ個体同士のみが反応するという点です。

同じように、人の感情や思考も情報を受け取ると、受け取った情報と同じ部分が「共振・共鳴」すると言われています。

ポイント

  • 感謝や喜び → 高い周波数
    高い周波数を出している周りの人や物の持つ、同じ周波数と同調・ハウリングする。ポジティブな人・物事とつながっていく。
  • 怒りや不安 → 低い周波数
    愚痴を聞いたり言ったりすると、自分の中のネガティブな感情(低い周波数)と周囲のネガティブな感情や物事が共振し、不快なことが増幅します。

共振を利用 : 感情と目標をリンクさせる

ポジティブな感情を持つことは、単なる自己満足ではありません。科学的には、ポジティブな感情が目標達成に必要な環境や人間関係を引き寄せる可能性が高いとされています。

目標に感情をリンクさせる利点

理想の状態をイメージし、それを達成したときの感情を具体的に想像してみてください。たとえば、「理想の仕事が手に入ったとき、自分はどんな気持ちになるか?」を考えます。喜びや感謝、達成感などをリアルに想像し、それを感じることがポイントです。

ネガティブな感情の共振を防ぐ

ここで忘れてはならないことは、ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も共振し得るということです。

たとえば、愚痴を聞けば聞くほど、自分の中のネガティブな感情が共振し、不安や不満が増幅するんですよね。これは誰しも経験したことがあるのでは。

これを防ぐために、以下のことを心がけると良いそうです。

  • ポジティブな人と一緒に過ごす
    周囲にいる人の周波数が、自分にも影響を与えます。
  • 言葉を選ぶ
    ネガティブな言葉を控え、ポジティブな言葉を意識して使う。
  • 目標に集中する
    自分の目標にポジティブな感情をリンクさせ、ネガティブな感情を遠ざける。

もし、何か叶えたい夢や目標があったり、環境を変えたいと本気で思っているときは、これらのことに気をつければ、鬼に金棒ですね。

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まとめ

まとめ

  • エネルギーは波として振動する
    光や電子、感情も周波数を持つ。
  • 感情が共振・共鳴を引き起こす
    ポジティブな感情は良い出来事を、ネガティブな感情は悪い出来事を引き寄せる。
  • 目標に感情をリンクさせる
    理想の未来を想像し、その感情を日々感じることで、実現力が高まる。
  • ネガティブな影響を遠ざける
    愚痴を聞かない、言わない、そしてポジティブな環境を選ぶ。

類は友を呼ぶ現象

類は友を呼ぶ、ということわざが日本にありますよね。これと同じ意味のことわざは世界中にあり、例えば、

英語だと "Birds of a feather flock together." (同じ羽の鳥は一緒に群れる)

ドイツ語だと "Gleich und gleich gesellt sich gern." (同じ者同士は一緒にいるのを好む)

などがあります。

これらは、共振・共鳴が科学的に証明されるずっと前から各国・各地で言われていたことであり、まさに論より証拠。学校のクラス内で似たような人たちでグループができるのも、この現象の一つなのでしょうね。

ただ、自分がポジティブな情報や感情を持てば周囲にも自分にもポジティブな魔法をかけますが、ネガティブな情報を流せば、周囲だけでなく自分自身に呪いをかけてしまい、呪いに応じた環境や縁を呼び寄せてしまう。これを肝に銘じておいた方が良いかもしれません。

せっかく目標や夢を持ち、良縁を引き寄せたいのなら、目標を明確にするだけでなく、口に出す言葉や思考回路をポジティブに保つことが大切なことがよくわかります。

書くよりも大事なこと

そういえば、私は大学受験の時に、合格した後のことばかり妄想していました。

合格したら横浜で一人暮らしだなぁ。ロフト付きの新築アパートに住んで、彼氏を作ろう。厳しい親元ではできなかったことをいっぱいしたいなぁ。考えれば考えるほど、勉強には身が入らず。笑

当時の成績では合格ギリギリでしたが、入試でいろんな奇跡が重なり、なんとか合格!そしてロフト付き新築アパートに住むことになり、彼氏もできて(ダメンズ)、まさに妄想した通りの大学生活をスタートさせることができたのです。

私たちの周りには、目に見えない周波数を持つ情報が隙間なく飛び交っていて、気づかないうちに自分の中の何かが反応しているのだとしたら。反応している箇所はポジティブなものであって欲しいと思ってしまいます。

こうしてみると、目標を持ち、そこにポジティブな感情を乗せるとミラクルが起きる、これは決して偶然ではなく、当然のことなのだと納得しますね。むしろ、書くことよりもずっとずっと大事なこととも言えるでしょう。

どうか、皆様の問題が円満解決し、欲しい環境が次々と手に入りますように。(私も)

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