ところで皆さん、ネックピローを飛行機で使っていますか?
ドイツには、一般的に販売されている商品を対象に消費者テストを行なっている会社が多く存在しています。
その数々の消費者テスト1位を総なめしていたネックピローを購入したら、最高だったよ!という報告をさせてください。
実は、私は20代の頃ムチウチをやっています。そのせいで飛行機や車などの長距離移動の際はネックピローが必須。
が、しかし満足いくものにはなかなか出逢えず、気がついたら50歳になっていたという。この(ネックピローが)失われた30年、長かった…。
そして満を持して2024年春、やっと出逢ってしまいました。
全人類へ届けたい。見つけたよ!これ、全く首が疲れないのー!!
もっと早く出逢いたかった…。
ユーコム家は今年(2024)の夏、ドイツから日本へ一時帰国する予定です。
一時帰国はまだ一ヶ月以上先なんですけどね。家でこのネックピローをつけてソファやキャンピングチェアで昼寝をしております。だってめっちゃ眠れるのですよ。
というわけで、今回も熱く語らせていただきます!(最後に日本で購入できる類似品も紹介しています)
一般的なネックピローの問題点
ただでさえ飛行機で眠れないワガママ体質な私。この30年近く長距離移動で苦労してきました。ちなみに前回の一時帰国、機内での睡眠はたったの1時間。毎度毎度、飛行機を降りるとゾンビみたいな顔になっています。
今までに試した、様々なタイプのネックピローはこんな感じ。
- 空気タイプ
中で空気が動いてしまい頭を支えられない。空気漏れしたら終わり。(ブロック分けされているタイプも同様) - 中綿タイプ
柔らかすぎ。かさばる。 - 低反発タイプ
頭の重みで癖がついてしまう。結局頭と首を支えられない。 - プレート入りタイプ(コルセットタイプ)
角度調整が難しい。首に巻くタイプなので暑すぎて発狂する。
とまあ苦労してきたんですわ。まるで黒歴史のダメンズたちみたいですね。おそらく私と同じような道をたどった方は多いのでは。
特に欧州在住の方々は、日本まで約14時間のフライトとなりますよね。ロシア上空を迂回しなくてはならない所為で。(2024年現在)
2年前にこのルートで一時帰国した際、フライト最後の2〜3時間が長くて長くて。発狂しそうになりました。14時間は長い!
その経験から、次こそは!と本腰を入れて最強のネックピローを探した分けです。
消費者テスト総なめのネックピロー
冒頭に書いた通り、ドイツには消費者テストのサイトが数多くあります。
それらの消費者テストサイトの1位を総なめしていたのがこれ。
FLOWZOOM ネックピロー(大人用) Amazon.de
FLOWZOOM ネックピロー(子ども用) Amazon.de
まず、これを1つだけ購入し、家で試着してみました。すると、初日から昼寝で爆睡!
息子と娘に試着させてみたら、2人とも即答で「これ欲しい!」と。もちろん2つ追加購入しました。
次に、このネックピローが最強なポイントを説明させてください。
このネックピローが最強なわけ
では、実際にネックピローの写真を載せて解説いたします。
紐ではなくスナップで固定
他の商品でよく見られるのは、スナップではなく紐をキュッと引っ張って首元を固定するタイプ。
紐は緩みますし、特に機内で首から垂れた紐は邪魔になります。頑丈なスナップがついている方がしっかり固定できて良いのです。
スナップの位置
写真の赤丸の位置にもスナップがあり、顎の下にクッションを通して固定することができます。
私はここでスナップを留めてきゅっと締めた方が首が安定します。この場所にスナップがあるのと無いのとでは雲泥の差!
実際に留めるとこんな感じ。
硬めの低反発素材と上部の縫い目
同じようなカーブの形で作られたネックピローは他にもあるのですよ。使ったことがあります。でも、柔らかくて頭が沈むんですよね。頭も前に倒れてしまったり。
このネックピローはおそらく、上部の縫い合わせてある山脈にあたる部分(水色のテープ)が肝で、これがしっかり頭を支えてくれるのです。
この上部が平らだったり、丸みを帯びたデザインになっていると頭が沈んでしまいがち。
本当によく考えられたデザインだと感心してしまいます。
首の後ろが少し薄くなっている
一般的なネックピローで辛いのは、どうしても頭が前方に突き出してしまうところ。
首の後ろの厚みがありすぎると、頭が前に出てしまう。そうすると首に負担がかかり、肩が凝ります。
しかしこの商品は首の後ろの厚みとカーブが背もたれとフィットし、ちょうど良い位置に頭が乗ります。
前述の通り、顎下のスナップでしっかり支えるので頭が必要以上に傾きません。
本当に素晴らしいとしか。
コンパクトに収納
首の後ろの部分にあたる箇所にもスナップがついており、収納時はぐるぐる巻いてそのスナップを留め、収納袋に入れます。
そうすると、本当にコンパクトサイズになるのです。これなら手荷物で持ち込んでも邪魔になりません。
ネックピローを手で持って飛行機に乗り込む人を見かけることがありますが、これなら衛生面でも安心ですね。
いやぁ、素晴らしいです。(大絶賛)
カバーを取り外して洗濯できる
30℃の手洗いモードで洗濯できます。これでよだれを垂らして寝てもOK!
日本で買うならこれ
しかしこのFLOWZOOMはどうやら日本未発売のようです。
そこで検索魔の私は調べましたよ!
色々と吟味した結果、買うならこれかなーと。
ネックピロー スナップ式 Amazon.co.jp
スナップ位置や微調整がもう一声なのですが。しかしながらこのデザインは第3世代だそうで、改良に改良を重ねている点が好感を持てます。ぜひ使ってみたいと思ったので選んでみました。
FLOWZOOMより値段がかなり安いのも◎。
おまけ・フットレストも購入
友人の勧めもあり、実はフットレストも購入してみました。
家で膨らませてみましたが、思ったより簡単に膨らみました。
さすがに飛行機の中で使ってみないとわかりませんが、、機内で足を上に乗せられるのはきっと楽だと思います。あぐらもかけるかも?
これは私と娘の分だけ購入。息子は必要ないそうです。
そんなわけで、これらのグッズを駆使して今年の一時帰国は今までよりずっと快適なフライトになる予感。
どうか眠れますように!(切実)
他にも、一時帰国の際に日本で購入予定のものをリストアップして記事にしする予定です。
海外在住者が飢えている日本のものとは何でしょうか。お楽しみに!