2023年のクリスマス、ツリーの下に娘と息子から私たち夫婦へのプレゼントが置いてありました!泣ける。まさかこんな日が来るなんて。嬉しくて嬉しくて嬉しくて、夫と感動を分かち合いました。
我が家はお小遣いの額をギリギリ贅沢できないボーダーラインに設定しています。その中で子どもたちは貯金したり、友人との交際費にあてたり、優先順位を決めてやりくりしています。(それが良い結果につながるのかどうかはわからない)
そんな2人がクリスマスのためにお金を貯めて、親のためにプレゼントを準備してくれていたのです。泣ける。号泣。
息子(16歳)からは彼にとっては大奮発してフランス産の赤ワインを私たち夫婦に。
娘(13歳)からは、私が欲しいと言っていたクリスマスツリーのオーナメントと、これもまた私が欲しいと言っていたバスソルトを。手紙も添えて。
娘は兄にも手紙付きでプレゼントを準備していました。世界一のお兄ちゃん、私の誇りです、大好きだよ、そんなことが書いてありました。
パパには別に準備するそうです。(パパは年末にドイツ入りする予定)
今まで誕生日プレゼントや母の日のプレゼントをもらったことはあったけど、クリスマスプレゼントは初めてなのです。
これには裏話がありましてね。
娘の友人の1人がこんなことを言っていたのだそうです。
「クリスマスプレゼントは親がくれるのが当たり前。できる限り高額な物をねだる。だって親のお金だからいいじゃん?でも自分のお金が減るのは嫌だから、今まで親には一切プレゼントを準備した事がないし、今年もする気はない」
で、これを聞いた娘はドン引き。色々と考えるところがあったらしく、兄と相談して今年のクリスマスは親をびっくりさせよう!となったそうです。
「そうだよね、親の金だもんね!私も高価なものを買ってもらおう!」とならなくてよかった…。
考えてみると、私だって娘くらいの年齢の時は親からもらうのが当然だと思っていたかもしれない。誕生日や母の日はプレゼントをあげたけど、クリスマスプレゼントは大人からもらうものだと思っていたなぁ。
ではここで、娘からの手紙を紹介します。(許可は得ております)
前置きしておきますが、娘は1歳からドイツに住んでおり、日本に住む13歳の子よりも日本語がおぼつかないのです。そこがまた愛おしかったりするのですけど。
心の準備はよろしいでしょうか。ではご覧ください。
今まで、ほんとうにありがとう!
いっぱい、この一年で、起きたね。色々なバカなことをしてきた。それでも、お母さんはずっと愛してくれている。当たり前なことじゃ無いよ!本当に本当に心から感謝しているよ!
👩🏻のプレゼント気に入ってくれるかな?
愛しているよ❤︎
わかります?そうなんです、娘の手紙っていつもなんだかドラマチックなんですよね。何度読んでも笑えて笑えて、そして愛おしい。
今生の別れ?倒置法?私が把握していること以外にもやらかしているの?
ツッコミどころは満載ですが、私は娘の手紙が大好きなのです。
きっと、同じように海外で子育てしていらっしゃるママさんパパさんたちも、お子さんから拙い日本語の手紙をもらってブフォっとなりつつ心温まる体験を何度もされているのではないでしょうか。たまらんですよね。
そんなわけで、過去に色々とやらかし隊だった娘と息子ですが、親をホロリとさせる術を身につけつつ成長しているようであります。お小遣いアップしてあげようかな。