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ウェットフード 犬用 無添加 おすすめ5社【2025年10月】

日本のウェットフードとドライフード(犬用・無添加)の進化に驚いています。

実は以前、ドイツでBARF(生食)についての記事を投稿したあと、日本の愛犬家の方からこんなメッセージをいただきました。

「最近は日本のドッグフードもすごく進化していますよ」

確かに、ドイツではBARF(生食)文化が広く定着しています。けれども、我が家も365日100%、BARFを与えているわけではありません。

リアを連れた旅行中や、シッターさんに預ける時、または購入が遅れた場合などのために市販のフードを常備しています。そんな時、ドイツの愛犬家のレビューや消費者テストサイトが大変ありがたいのです。

私は現在ドイツに住んでいるため、日本のドッグフードを実際に試すことはなかなかできません。しかし、日本の方から寄せられたリアルな声や、Amazonなどの詳細レビューをもとに、調査してみました。←好きなんです。

すると、良心的なメーカーをいくつも発見!その中から、原材料や製造工場が明確で、信頼できる会社を中心に5社を厳選してみました。

これらは、ドイツで売っていたとしても、間違いなく愛犬リアのために購入しているだろうと思われる商品です。

まずは第1弾として、冷凍やスチーム調理などで丁寧に作られた国産手作りBARFとウェットフードを中心にまとめました。

次回の第2弾では、日本で購入できるドライフードを特集予定です。


ウェットフード 犬 無添加の魅力と上手な使い方

実は日本の手作りウェットフードは、ドイツに比べると価格が少し高め。しかし、トッピングとして少量取り入れるだけでも栄養バランスが向上します。

実際、BARFのセミナー(英国獣医師による講演)でも、

「ドライフードに少量の生食やウェットフードを混ぜるだけで寿命が延びた」という研究結果が紹介されていました。

👉 犬の食事が寿命を延ばす(過去記事より)

つまり、“全部を生食に置き換えなくてもいい”というのがポイント。お気に入りのドライフードに少しだけトッピングしてあげるだけでも、香り・食感・栄養のバランスが変わり、愛犬の食いつきがぐっと良くなります。

では、原材料・製造工場が明確である厳選した5社をご紹介します。

もちろん、全て無添加です。


国産BARF(生食)

まず、日本のBARFから。

ドイツと比べると、選択肢がかなり少なかったのですが、今回は肉の出どころがはっきりしている2社を選んでみました。

BARFは免疫を高め、アレルギーや抜け毛で悩んでいる子にもぴったりです。

ちなみにうちのリアは、生食に変えてから口臭がなくなり、毛の艶が良くなり、う○ちの状態が完璧になりました。

BARFの1日の給与量計算は、健康な成犬の場合、体重の2〜3%が目安です。
例えば、体重10kgの犬なら1日の給与量は$200g〜300g。
子犬はその2倍、授乳中の母犬は3倍だそうです。

詳しいBARF内訳はこちら。

👉食材の内訳と注意点(過去記事より)


【鹿肉ミンチ】1kg/マウンテンズギフト

会社名: 淡路アグリファーム(兵庫県)

淡路アグリファームの鹿肉は、島内レストランやホテルをはじめ東京や大阪のレストランにも採用されている高品質な鹿肉です。

牛肉と比較して脂質が1/6、カロリーは半分以下なのに鉄分は2倍!低脂肪高タンパクで、ヘルシーな食材です。

子犬から成犬、老犬やダイエット中の子にも。特に小分けトレー40gが使いやすく、冷凍庫から取り出してそのまま解凍できるのが便利。

農水省の基準により、原材料表示が「加熱用」となる場合があります。
与える際は加熱推奨の案内に従ってください。最終判断は飼い主さんの責任でお願いします。

マウンテンズギフト 鹿肉ミンチ
【鹿肉ミンチ 1kg】約40gx24/マウンテンズギフト
淡路島の新鮮な鹿肉を使った手作りフード。
無添加・高たんぱくで老犬やアレルギー犬にもおすすめ。

【馬肉パラパラミンチ】900g/熊本馬刺し専門店 利他フーズ

会社名: 株式会社利他フーズ(熊本県)

累計販売数100万食を超える、熊本の馬刺し専門店が手がけたペット用の無添加フード。低脂肪・高たんぱくで、栄養バランスに優れています。特に食欲不振・アレルギー・ダイエット中の犬におすすめ。

ミンチ状なので、そのままでも、ドライフードのトッピングとしても使いやすいのが魅力です。

もちろん、素材はすべて人間が食べられるレベルの国産馬肉で、保存料や着色料は一切不使用。

「無添加でここまで香りが良いなんて」との口コミも多数。

私なら“非常食ストック”にします。旅行前や食欲が落ちた時に便利そう。

熊本馬刺し専門店 馬肉パラパラミンチ
【馬肉パラパラミンチ】熊本馬刺し専門店 利他フーズ
無添加・低脂肪・高たんぱくの国産馬肉。
そのままでも、トッピングでも使いやすい。
累計販売100万食のロングセラー。

加熱済み・無添加ウェットフード

次に、生肉を与えることに抵抗がある方へ。

加熱済みの無添加・犬用ウェットフード3社です。全て、栄養を損なわないように低温加熱が施されています。野菜入りでバランスの良い商品を選びました。

どの会社も、愛犬が健やかに食事を楽しめるように、人間と同じレベルの食材・製造過程を経て、ウェットフードを作っています。


【鶏肉・豚肉・魚・ジビエ】100g×4お試しパック/ココグルメ

会社名: 株式会社バイオフィリア(東京都)

実は国産手作りフードとして人気No.1だそうで、なんと2.4億食を売り上げた、アマゾンでベストセラーになっている商品です。

栄養学に詳しい獣医師、米国L.V.T./ペット栄養管理士、北海道大学名誉教授と3人の動物の栄養と健康のスペシャリストが監修。長野県と宮城県の(人間向け)食品工場で製造しています。

鶏・豚・魚・ジビエの4種セット。冷凍タイプなので、前夜に冷蔵庫で自然解凍すれば朝すぐに出せるのも便利。

普段嫌っている食材が入っていても完食したという声も多く、万能フードです。

ココグルメ ドッグフード
【鶏肉・豚肉・魚・ジビエ】100gx4お試しパック/ココグルメ
獣医師監修の国産手作りフード。
チキン・ポーク・フィッシュ・ジビエの4種バラエティ。

【 鶏胸肉 腸育ウェットフード】450gお試しサイズ/モモまる

会社名: 手作りドッグフードの店 イヌ飯家(奈良県)

こちらは冷凍フードの先駆け的存在。ドライフードを食べない愛犬のために、社長が自ら試行錯誤の末作り上げたウェットフードだそうです。自社の工房で必要な分だけ作るスタイルで、無駄がありません。

“腸から健康を育てる”をテーマに、イヌリンと殺菌ビフィズス菌BR-108を配合したダブル腸活設計です。

鶏胸肉・豚レバー・昆布・豆味噌などを使い、やさしい香りと旨味のある味わい。電子レンジで1分温めるだけで手作りごはんが完成するので、共働きの方など、忙しい朝にもぴったり。

モモまる ドッグフード
【腸育ウェットフード 鶏胸肉】450gお試しサイズ/モモまる
イヌリン×ビフィズス菌で腸活サポート。
電子レンジで簡単調理、香り高い手作りフード。

【鶏肉、豚肉、鹿肉のバラエティセット】300gx3/ベイブフード

会社名: 株式会社ベイブフード(埼玉県)

獣医学博士と犬の管理栄養士が監修した国産無添加犬用ウェットフード。埼玉県さいたま市の工房で一つひとつ手作りしています。

鶏胸肉・人参・豚レバー・昆布など、人間が食べられる食材のみ使用。独自の調理法で食材の旨みと香りを活かして作られているため、食の細い愛犬の栄養管理に最適です。

冷凍保存で1食ずつ解凍でき、ドライフードとのトッピングにも。

鶏肉、豚肉、鹿肉のバラエティセット
【鶏肉、豚肉、鹿肉のバラエティセット】300gお試しサイズ/ベイブフード
獣医学博士監修の無添加ウェットフード。
鶏胸肉と野菜のやさしい香りで食いつき◎。

まとめ

今回紹介したウェットフードは、すべて無添加・国産・獣医監修という安心設計。

価格はやや高めでも、トッピングとして少量加えるだけで、香りと栄養が大きく変わります。

BARF(生食)文化のあるドイツから見ても、日本のメーカーの品質と誠実さには驚かされました。しかし、知れば知るほど、人間が食べても美味しそうな商品ばかり…。

次回は、日本国内で購入できるドライフード編を予定しています。ドライフードに関しては、国内・国外両方を取り上げてみるつもりです。

「グレインフリー」「シニア対応」など、タイプ別にわかりやすく比較しますのでお楽しみに🐶

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