子育てってやつ

一日でおむつがはずせる本・体験談

2023年6月30日

一日でおむつがはずせるなんて、そんな夢見たいなことがあって良いのでしょうか。良いのです。そうなんです、実際にうちの息子は1歳4ヶ月でおむつが外れたんですよ!

嘘みたいな本当の話。

別に、1歳でおむつをはずすぞ!と息巻いていたわけではありません。たまたまそうせざるを得ない状況になってしまいました。

あれは息子が1歳4ヶ月、8月の暑い日のこと。紙おむつで生活していた息子は日に日におむつかぶれがひどくなっていました。(布おむつは仕事の都合上、早々にリタイア)

お尻を拭くたびに痛がる姿がかわいそうで…。

そんな時に出会ったのがこの本。

なぜ1日でおむつをはずせるのか、1日でおむつをはずすメリットはどこにあるのか。好奇心から夢中になって読みました。

本には1歳8ヶ月を目安にトレーニングをと書いてありますが、息子は発達条件をクリアできていることに気づきました。(息子は3500gで産まれているので体が大きかったのです。)

もう迷う必要はありません!Xデーを設定し、チャレンジしてみたところ…

本当に1日ではずれたんですよ!

びっくり。娘の場合は少し遅かったけど1歳のうちにパンツに移行しました。

今回は、その時にいろいろと気づいたことをお話ししたいと思います。

おむつをはずすメリット

まず、一般的におむつからパンツに移行した時、誰もが感じるであろうメリットを挙げてみます。

  • 子供の機嫌が良い(お尻が気持ち良いから?)
  • おむつまわりにかかるお金がまるごと浮いた
  • おむつの交換や処理などの手間がなくなり楽になった
  • 外出時の荷物が激減
  • 外出時のストレスが激減
  • 子供が急に成長した!

この、子供が急成長したことに一番驚きました。息子も娘もおむつが取れてから精神面での成長が著しくて。

排泄のコントロールができるというのはこんなにダイレクトに脳の発達に関係するのかと驚きました。

1歳でおむつをはずすメリット

では、上のメリットに加え、おむつを1歳のうちにはずして知ったメリットを挙げてみます。

  • イヤイヤ期前なのでトレーニングがスムーズに進む
  • おむつまわりにかかるお金が1年4ヶ月分で済んだ
  • 失敗しても尿の量が少ないので処理が楽

これです、これですよ。この3つがとても大きかった。

イヤイヤ期になった息子を見て、今トイレトレーニングを始ていたら大変だっただろうなーとか。

もし今でもおむつを買い続けていたらどんな生活をしていたかなーとか。今でもおむつを買い続けてたんだなーとか。

おむつから解放されて育児がとても楽になりました。

あと、トイレトレーニングは想像以上に面白かったです。達成感と多幸感が得られたと言いますか。

おむつが外れた後、ほっとすると共に「もう一度やってみたい!」と思ってしまったほど。

1日でおむつをはずすコツ

たくさん水分を摂らせておしっこの回数を増やし、練習の機会を増やす、わかりやすく明確な指示を出す、人形でシミュレーションする、上手くできたらご褒美を与える等々。色々とやり方が書いてあります。

実際にやってみて、私が一番大事だと思ったのはこれ。

集中できる環境を作ること(守ること)

1歳2歳なんて好奇心の塊ですから。気が散るもの、テレビやラジオは切っておく。おもちゃも最低限にし、あとは目に入らないところにしまっておく。

食事も予め準備しておき、子供を放っておいてキッチンに立つようなことをしない。電話がかかってきても出ない。

とにかく、子供に全集中!全ての注意を子供に向け、親子で集中してやることが大事だそうです。たった1日のことですから。

上のお子さんや下に赤ちゃんを抱えていらっしゃる方は、その日は1日ご主人や身内に預かってもらい、母子、または父子2人きりの環境を作るのがベストだと書いてありました。

ちなみに私は親戚がいる中で始めてしまい、息子の集中力が切れて長引いてしまいました。ギリギリなんとか1日で終了しましたが、ストレスがすごかった!(周囲から"まだ早いんじゃないか"などと言われるのもストレス…)

この本に書かれている通り、集中できる環境というのがどれほど大事だったのかを痛感しました。

具体的な方法

もうこれはですね、読むのが一番です。

一日でおむつがはずせる体験談は私だけではありません。

ざっくり内容を知りたいという方は、ハッピーノート.comさんのこちらの記事にとてもわかりやすく書かれています。

でも、細かいメソッドや失敗した時のケア等、はやはり本を読まなければわからないことがたくさんあります。

もし本当に実践されたいのなら本を最後まで読み、手元に置いて実践されることをお勧めします。

しかし、良い本がどんどん絶版になっていきますね。

この本と言い、過去記事に書いた田口恒夫氏の本と言い、大事なことをズバリ指摘してくれる本が恋しいです。

布おむつで日常的におまるを使って、という方法もやってみたかったんですけど。夫は出張だらけ、私も週一で新幹線に乗る生活では無理でした。

1年4ヶ月だけ紙おむつをがっつり使い、1日でサッとはずす。これが我が家は合っていたのでしょうね。その後、仕事の移動などもほんっっっとうに楽になりましたから。

ゆっくりはずすメリットもあるし、早くはずすメリットもある。

条件書きを加えたら最強ですね。どうかトイレトレーニングを楽しめますように!

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