食育といえば、美健ガイド社の漫画シリーズをご存知でしょうか。
我が家はこれを子供と一緒に何度も読み、ボロボロになってしまいました。でもまだ読んでいます。
実は50冊近くも持っている美健ガイド社のまんがシリーズ。その中でもいちばん参考にした、教科書のようなまんがを厳選して見ました。
37℃のふしぎ - 体温を守ろう! 低体温が病気を招く
これこそ一家に一冊と言っても過言ではないほど、何度も読み返しました。
日本一薬を出さない小児科医として有名な真弓定夫先生が監修された一冊です。
- 発熱の原因
- 熱は何度まで大丈夫なのか
- 病院に連れて行くかどうか、どこで判断するのか
- 基礎体温が上がる・下がると体に何が起きるのか
基礎体温が37℃あれば病気知らずでいられること。基礎体温を上げるにはどうしたら良いか。
熱が上がっている最中に体を冷やしてはいけないこと、無理に薬で熱を下げるとなぜ危険なのか、医者や薬に頼るタイミングなど、とても参考になりました。
私たち親が正しい知識を得るのは、家族を守るためだけではありません。救急車や病院を無駄に利用することがなくなれば、本当に治療が必要な人たちに医療が行き渡るようになりますものね。この一冊はそれだけの価値があると思っています。
子どもは病気を食べているシリーズ 3冊セット
次は、基本の3冊セット。
これも37℃の本と同じく、真弓定夫先生監修のまんがシリーズです。
医者は病気を診たり治す手伝いはできても、病気自体を治すことはできません。
自分の病気は自分自身にしか治せないのです。もともと人間には自分の病気を治す力があります。
でも子供が健康に生きるためには親の助けが必要なのです。(第一話 2つの孤食より)
昔はこういうことを言ってくれる町医者がいましたが、今は言ってくれませんね。親の方もこういう言葉を求めていない人が多いからかもしれません。
お察しの通り、内容はかなりストイックです。もちろん全て真似をすることはできません。でも、医者に頼る部分と自己管理の境界線をはっきり理解できました。
いつか巣立っていく我が子にも、しっかり読んで理解してもらいたい内容です。
その他のシリーズもおすすめ
全部は紹介しきれませんが、美健ガイド社のシリーズは子供にも大人にも読みやすく、薄くてあっという間に読み終えるので本当におすすめです。
医者を否定するような表現も出てきますが、よく読むとそういうことではありません。医者にかかる前にやることがあるだろう、自己管理をせずに医者に丸投げすんなよ、という内容です。
それから、まんがの中では表現がかなり大袈裟になっています。でも子供にはそれが楽しいみたいです。
美健食育まんが丸ごと64冊セットもあります(20%OFF)
ちょっと気になるのは、食育以外のシリーズで「日本人バンザイ」的な内容(歴史人物)がある点です。
もちろん私も日本人ですから、日本人が活躍していたら嬉しいですし、日本という国がもっと良くなってもらいたいとも思っています。
それにしても、ちょーっと美化している気がするので、そのあたりのシリーズは買わないようにしています。というより、食育のシリーズしか買っていません。
そんなわけで、我が家の食育の基盤となったまんがの紹介でした。
まんが番外編
今年は高島屋(新宿・京都)で、なんと、ときめきトゥナイト展が開催されます!いいなーいいなー行きたいー真壁くーん!!
海外在住の方はご存知かもしれませんが、ここのサイトは新作も中古も、まんがを海外に送ってくれるサービスがあります。Amazonなどは中古は送ってくれませんから、とても助かります。
もちろん、ときめきトゥナイトも全巻揃っています!
絶対に娘がハマると思うんですよね…。全巻6,283 円しかも税込って安すぎやしないか。ああ、悩ましい。
そういえば、我が家は「片付け」もまんがで教えました。
うちの子たちは、日本のまんがに助けられてきました。
ドラえもんで日本の「ふすま」や「ちゃぶ台」を知り、スラムダンクで日本のヤンキー文化や学校の様子を知り。
食育や片付けまで学べて、そのうち教科書もまんが式になったりして。
歴史の教科書はそろそろまんがになっても良いと思っています。ダメかな。
個人的にはドイツ語をまんがで学びたい今日この頃です。