パートナーの条件

引越しの条件はワガママに【パートナーの条件②】

2024年1月26日

引越しの条件と男の条件はワガママに書け。はい、これ大事なのでぜひメモを。

では前回までのおさらいです。パートナーの条件①で、ダメンズホイホイ全盛期の私が条件書きを知るまでを語りました。

↓こちらです↓

今回は、初めて条件書きに手を出した時のことをお話しします。

紙に書いて結婚したり、引越し先を見つけたり、あれこれ叶えた人の話を聞いて、ふぅ〜ん、と鼻くそをほじりながら他人事として聞いていた私。それが、傍観してもいられない事態になりました。

なんと1人暮らしのアパートに、変質者が出たんです!!

当時住んでいたアパートは、玄関のドアに郵便物や新聞を差し込むパタパタしたやつがついていました。こういうやつ。なんか玄関で音がしたのでふと目をやったら、そのパタパタしたところから男性のアレがニュッと差し込まれていたのを目撃してしま………いやぁぁぁキモい!無理!!!

すぐ警察に通報して、ついでにダメンズも一応呼びつけて、怯えながら現場検証に立ち会いました。警察官の方は近所の巡回を増やすと約束してくれましたが、犯人には家のドアまで来られているので、恐ろしくて家に帰りたくありません。

できれば今すぐ引越したい。でも次に住むなら絶対にこういうことが起こらない物件が良い。じゃあどうやって?

そういえば条件書きっつーもんがあった!私の性格上、普段はそういうことって絶対にやらないんですよね。

でもこの時は緊急事態だったのもあり、とりあえず書いてみることにしました。

さて、さっそく書くときのポイントを思い出してみました。

ポイント

  • 一般常識を捨てて、本当に望んでいることを書く
  • 数値化する(具体的な量、金額、期日など)
  • 条件に近いものが出てきても妥協しない
  • それが手に入った後のことを想像する

確かこんなようなことを言っていた気がする。一般常識とか現状に遠慮しないで思いっきり書くように言っていたなーと。鵜呑みにして、望みを全部書いちゃいました。

  • 大家さんが同じ建物に住んでいる(良い人)
  • 駅から徒歩3分
  • 目の前にスーパー
  • 人通りが多い
  • 騒音が気にならない(気にされない)
  • 2階以上東南角部屋
  • 収納たっぷり
  • 窓が二箇所にある
  • 風通しが良いバス・トイレ別
  • 洗面台がある
  • キッチンが広い
  • 1LDK○畳以上(数字を忘れた)
  • 家賃○万円以内(忘れた)
  • 3月31日までに決まる
  • 親切な不動産・担当者

なんせ30年近く前のことなので忘れていることもあるとは思いますが、確かこんなようなことを書きました。

同じ大学の友人たちは、同じくらいの家賃を払って、駅から遠いワンルームに住んでいました。だからこの条件は当時の私にとってずいぶん贅沢な条件でした。

次に、このリストを持って不動産に当たってみたのですよ。でも鼻で笑われて相手にしてもらえません。そりゃそうですよね。

めげずに他の不動産屋をあたり、3軒目でやっと親切そうなおばさま(多分そこの店舗のえらい人)にあたったのでした。

「うーん、全部は難しいけど、これに近い物件からどんどん見せていくね」と言ってくれました。

で、その担当者がどんどん物件を見せてくれたのですが、いつも惜しいのですよ。ほぼ当てはまっているけど人通りが少なく暗い路地だったり、1階だったり。

まあ普通はそうですよね。でも妥協をしてはならぬという掟があります。

そもそも不審者が出たから引っ越すのに、さらに治安が悪そうなところへは引っ越せません。

そんな感じで物件を跳ね除けていたら、自分で決めた期日まで残りあと1週間になってしまいました。

これはまずい、春休みも終わってしまうし、やはり今まで見た物件の中で妥協した方が良いのでは…。ああ、でもここで諦めたら今後も妥協し続ける人生になる気がする…。揺れる思いをからだ中で感じておりました。

そんな時、担当者から電話がかかってきました。

ユーコムさん!奇跡が起きました!!

なんですと!

「実は、ユーコムさんの条件を見たときに思い当たる物件が1つあたったんですけど、すでに入居者がいたんです。でも、さっき急にその人から引っ越すと連絡がありました!とりあえず内見しませんか?」

私は驚きすぎて放心。え、なんて言った?何が起きた?

半信半疑で担当者と待ち合わせ、内見しました。すると、本当に、ぜーんぶ条件をクリアしている物件でした。

駅から徒歩3分、目の前にはスーパー、2階、騒音OK、窓の数も方角も収納もキッチンもぜーんぶ、本当に全部クリアしている。しかも想像より随分広い!

今でもこの時のことを思い出すと興奮します。決めた期限まであと1週間、そんな時に起きた奇跡。あっぶねー、妥協するところだった!

この出来事を友人に興奮して話しても、「へー」とか「偶然にしてはすごいね」という反応。仕方ありません。これは体験してみないとわかりませんね。

いやあ、わがままに書いてみるもんだな。諦めなくてよかったな。

で。

味をしめた私は調子に乗って、こう思いました。

ダメもとで、パートナーの条件書いてみようかな?

【パートナーの条件③】につづく。

13歳の娘がノートに書いて素晴らしい友人を得た体験談もどうぞ。

-パートナーの条件

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