俺のロックダウン直前

子育てってやつ

俺のロックダウン in ドイツ

さて、2020年ドイツといえばコロナ、コロナ といえばロックダウン、ロックダウンといえば在宅、在宅といえばママ発狂。
ってな具合にマジカルバナナが完成していく今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。(マジカルバナナって知ってます?)

2020年3月中旬から地味な自衛生活が続き、感染状況をチェックしながら引きこもり生活をそこそこ楽しんでいました。

↑こんなぬるい感想を言っていた頃が懐かしい。

あれから1年弱。まさかこんなにコロナ禍が長引くとはね。

我が家の場合、「ママ発狂」の次は「ママ家出」

まあ、思春期に差し掛かった息子(13歳)と、この世に生まれ落ちた瞬間からずっと反抗期の娘(10歳)と暮らしていますからね。何度か家出しましたよ。数時間くらい。

そして2021年は家出が更に進化しました。

俺、家庭内ロックダウンしちゃったから。

しかもドイツよりハードなやつ。

約36時間、食事を取りに行く時とバストイレ以外は鍵をかけて寝室に閉じこもりました。全面スト。

母親だって感情はあるし。心ない言葉を投げつけられたら普通に傷つくし。あんたたちがずっと家にいる分やることが増えているのだから。家事や犬の世話だって分担しないと回っていかないんだってば。ちゃんと説明して同意したよね?もう手伝える年齢だよね?いくら思春期だからと言って譲歩するにも限度があります(特に息子)。こちとらいっぱいおっぱいなんじゃ。

俺のロックダウン終了のきっかけ

はい、イロイロと数週間ガマンした後に勃発したJucomロックダウン。1日半が経過した頃、ヨレヨレになった子供たちから「お母さんごめんなさい、大変だったわ…これからちゃんと手伝います」と謝られ、無事にロック解除となりました。

だってね、料理を1日3回準備して、使った調理道具も皿も全部元どおりに片付けて。ゴミが溜まったら捨ててリアのご飯を作って散歩もトイレも連れてって。終わらない仕事がループでありますからね。なんならそれに加えて食料品や備品の補充、掃除、行政や学校関係。そんな事務仕事など果てしなくありますから。個人的にはもう1週間くらい立てこもっても良かったんですけどねー。ベッドの上でだらだらすんの最高だったわ。

俺のロックダウンが家族にもたらしたもの

通常営業に戻った後は、今まで以上に親子関係が良好になりました。基本的に素直っつーか単純に作られているうちの子たちには功を奏したみたいです。

実は、以前より我が家は部屋の掃除とトイレ掃除は普段から子供の仕事です。それに加えてなんなら食事も簡単な物なら自分たちで作っちゃう。そしてロックダウン中に洗濯物は「洗濯→乾燥→畳んで仕舞う」を各自で行うようになりました。(それぞれ洗濯カゴを買い与えた)

そんな2人なので、私がスト起こしてもケロッとしていたらどうしようかと思ったのですがね。結果オーライでした。でも、こういうことは繰り返すと効果が薄れるので2度目はありませんように。

そんなわけで、ロックダウンから始まり俺ロックダウンで終わったマジカルバナナ。

駆け込み寺であっても都合の良い女にはならない、そんな誇りを忘れず今年も母親業をやっていこうと思います。4649どうぞ。

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