砂糖断ち、つまり砂糖全般の摂取をやめてカシューナッツとデーツから甘味を摂るようになり、1ヶ月以上経ちます。
私が定期的に砂糖断ちをする理由
実は5〜6年ほど前にも10カ月間ほど同じように砂糖断ちをしたことがあります。その時の体の軽さといったら!お酒をやめた時よりも、コーヒーをやめた時よりも、砂糖をやめた時の方が断然、禁断症状も凄かったし、それを抜けた後の体調が抜群に良かったです。その時の経験から、砂糖というのは依存性が強く、体の調子を微妙に狂わせていくものだということを実感しました。
※砂糖断ちを決意したのは、当時この記事を読んだのがきっかけでした→【こちら】
とはいえ、我が家はそもそも料理に砂糖を使いません。10年以上前に、弓田享氏の「ごはんとおかずのルネサンス」に出会ったことがきっかけで、お菓子以外に砂糖を使うのをやめました。日本人はお菓子だけでなく普段の食事にも砂糖を使うため砂糖の過剰摂取状態にあるそうです。それが病気を引き起こす原因の一つになっているという指摘に大変納得したからです。
でも和食のレシピ、特に煮物系には必ずみりんや砂糖が調味料に含まれています。そんな時はハチミツをほんの少し入れて甘味をつけていました。みりんは使いません。もともと甘くて温かい料理がそんなに好きではないので、それで十分でした。
一時帰国中、日本の甘い料理に驚いた息子と娘
ちなみに、そんな私の手料理を食べ慣れた我が子たちは、昨年8年ぶりに日本へ一時帰国し、外食した際に「甘い!全部が甘い!」と驚いていました。和食を食べてもサラダを食べても、パスタもピザも全部甘いのです。(でも美味しいと言っていました)
日本に住んでいた頃はそれが当たり前で気づかなかった私も、同じ感想でした。ドイツで甘くない食事に慣れてしまって味覚がリセットされてしまったのでしょうか。昔は料理に砂糖を使わなかった日本人が、なぜ今ありとあらゆる料理に砂糖を使うようになったのか。その辺も弓田享さんの本に書いてあるので、興味をお持ちの方はぜひご一読を。
今はコロナのおかげで引きこもっていますから。付き合いもない分、砂糖を断つて体と味覚をリセットするには最高の環境です。
砂糖の代わりにカシューナッツ
では、どうやって甘味を出すのか。ここで登場するのがカシューナッツです。カシューナッツってばとても優秀なんですのよ奥様!
オメガ3脂肪酸を含み、銅、亜鉛、マンガン、リン、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維も豊富。トリプトファンも多く含んでいるので、幸せホルモンのセロトニンを作ってくれますし、内臓の調子も整えてくれます。(詳しい栄養価に関してはGoogle先生に…)
ナッツ類はカロリーの高さが注意点として挙げられていますが、砂糖をはじめとして、カロリーだけ高くて栄養が空っぽの食材や加工食品と比べたら、栄養価を考慮するとよっぽどヘルシーです。栄養というのは、決してカロリーだけで語ることはできません。
料理に甘味を出すのにカシューナッツ を使うと、優しい甘さとコクが出て、本当に美味しいんです!もちろん砂糖ほどの強い甘さは出ません。でも体が満足する甘さなんです。
今日は手始めとして、カシューナッツミルクのレシピを紹介します。初めてカシューナッツミルクを作って飲んだ時、あまりもの美味しさに感動しました。今でも作るたびに感動してしまい、味見が止まりません。
砂糖断ちの強い味方・カシューナッツミルクの作り方
※水の量は、用途によって変えます。
これだけで、ほんのり甘いカシューミルクの出来上がり。とても応用が効くので、我が家は密閉容器に入れて常に冷蔵庫に保存しています。
ミキサーはこれを使っています。パワフルで何にでも使えて重宝しています。(Ad)
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今後、カシューナッツの応用レシピや、バイタミックスの賢い使い方などもどうぞ↓