パートナーの条件

あなたの最終ゴールを見極める【パートナーの条件④】

2024年3月27日

皆さんの最終ゴールは結婚ですか?本当に結婚で良いのでしょうか。

例えば、ここをご覧の皆様、胸に手を当てて考えてください。「結婚したいから」もしくは「子供が欲しいから」パートナーの条件を書こうとしていませんか?

これは大変危険です。前記事の最後に書いた「落とし穴」とはこのことです。

無意識に目標設定がそこになっている場合、結婚や、子供を持つこと(子育て)がゴールになってしまっています。

なぜ結婚したいのでしょう。なぜ子供が欲しいのでしょう。

それは、私たちがそれらの状況を手に入れたら「幸せになる」「金銭的に安定する」「孤独ではなくなる」「大変だろうけど充実した人生になるに違いない」と信じているからですよね。

そう、そこなんです!

私たちが本当に叶えたいことは、「幸せな人生」「金銭的不安のない人生」「孤独ではなく満たされた人生」「困難を乗り越えて充実した人生」それなのですよ!

そっちをまず明確化することが、本当に本当に大事なのです。

では、そこを詳しく掘り下げていきたいと思います。

はい、パートナーの条件④、始まり始まりです。

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こんなことを言ったら元も子もありませんが、大事なことなのでもう一度言います。

多分、結婚ってそこまで良いものでもないよ!

あ、結婚や出産を否定しているわけではありません。目的をクリアにする作業の1つです。

では、みなさま周りをよ〜く観察してみてください。

夫からとても大切にされ、妻からとても大切にされ、お互いをリスペクトし、夫婦それぞれやりたいことを思いっきりやって、とーっても幸せな結婚生活を送っている夫婦は周りにどれだけいるでしょう。

夫婦が一緒に自主的に子供と関わって対等に話し合って子育てしている夫婦はどれだけいるでしょう。

ちなみに私は今年(2024年)50歳になりますが、周りは離婚ラッシュです。離婚せずとも、我慢して(諦めて)生活している人も多いです。

既婚者で配偶者の文句を言わず満ち足りた結婚生活を送っている人なんて本当に一握りなのです。

美輪明宏さんも仰っています。

ずいぶん辛辣なことを仰っていますが、真実をついているのではないでしょうか。

相手がいるからこそ、1人で居るよりもずっと孤独を感じている人もたくさんいます。

つまり自分の望む幸せは、結婚やパートナーの存在とは別のところにあるということです。

では、自分に問いかけてみます。

Q. 結婚をしてどうなりたいの?

A. 幸せになりたい、安心したい、家族を作りたい。

さらに掘り下げます。

Q. では自分にとって幸せとはどんな心の状態を指す?何に安心したい?家族を作ってどんな心の状態を得たいの?

どんどん自分に質問をしていきます。環境を手に入れた先の感情にフォーカスします。

例えば私の場合。20代の頃の夢は、経済的に自立して、自由に人生を選択して、好きな時に好きなところへ行って会いたい人に会う、そんな生活が目標でした。

そんな自分に質問を投げかけます。

Q. どうして自立したいの?自由になってどんな心の状態になりたいの?

A. 将来に一才の不安がなく、不平や不満もなく、心が満たされ、常にあらゆるものに心の底から感謝の気持ちが湧き上がる状態になりたい

そうなんです。私は自立とか自由とかいろいろ言っていましたが、結局はそれを手に入れた後に訪れる(はずの)心の状態こそ手に入れたいのだと気がつきました。

皆さんはいかがですか?

将来に一才の不安がないというのは、例えば健康や金銭面、家族、世界情勢、そういったものを心配しなくても良い状態のことです。

その心の状態を手に入れるには、自立して自由にならなくてはと勝手に思い込んでいました。

自立して自由な生活をしている人は世の中にたくさんいます。でも富を得て自由に生きられる生活を送っていても、常に不安だったり、人から裏切られたり、何かに依存したり、孤独を感じている人だって大勢いるのです。

ここまで突き詰めて考えると、

「結婚、自立、健康、自由」と、「安心、至福」は分けて考えなくてはならないことに気が付きます。

「結婚、自立、健康、自由」は外側の条件であり、「安心、至福」というのは私たちの心の状態です。

この「結婚、自立、健康、自由」という外側の条件が整っていても幸せでない人は大勢いる。「不安、孤独」を抱えている人が大勢いる。私たちはそうなりたいわけではありませんよね。

今までゴールだと思っていた「結婚、自立、健康、自由」は、実はゴールではなかっただなんて。びっくりです。

真のゴール、本当に手に入れたいものは「安心、至福」という心の状態なのですね。

それを自覚した上で条件書きをすることが大事なのです。

今までのステップを踏まえてパートナーの条件を考えると、心境が変化していることに気づくのではないでしょうか。

私が21歳で書いた時の「万が一運命の人と出逢ったら結婚してやらないこともない」という思考は、無自覚とはいえ真実をついていたわけですね。

私は、1人でも充実した幸せな人生を送る!と決めていました。私の幸せを邪魔しない人、一緒に楽しめる人、一生一緒にいても良いと思える人が万が一居たなら、結婚してやらないこともないって思っていました。あくまでも自分の心の状態が主軸であり、パートナーはオプションなのです。

というわけで私たちがやることは、まず、自分の真の望みを知ること。

そして、私は絶対にこの先幸せになる、満たされる、至福の時間を持つと決め、まずはそれをはっきり書きましょう。

オプションに惑わされず、自分の足で立って生きるということですね。

そして、その人生にパートナーがいたほうがもっと楽しくなるのならこういう人を寄越してください、そうやって条件を書いてみましょう。

あくまでも自分を軸に、ゴールを見誤ることなく。

↓↓私が書いた条件はこんな感じ↓↓

さあ、準備が整いました。パートナーの条件、思いっきりわがままに書いてみましょう!

次回は離婚について。条件通りの離婚をして、新しく書いたパートナーの条件通りの相手と再婚した方のお話です。

-パートナーの条件

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