気がついたら、ドイツ生活13年目に突入していました。
2010年8月、息子は3歳、娘は生後5ヶ月でした。あるきっかけで「日本以外で子育てをしよう、ヨーロッパで暮らすぞ!」と心に誓い
2011年1月、夫からドイツ赴任の話が出ていると言われ
2011年311、地震で渋谷から帰宅できなくなったのをきっかけに、何が何でも日本を脱出すると心に決め
2011年7月、夫にドイツ赴任の辞令が出て
2011年9月、子供2人を連れてドイツD市へ引っ越したのでした。
ドイツへ来る時、日本へは戻らないだろうことを予感していましたし、覚悟も決めていました。誰も頼る人がいない中、子供を現地校へ入れ、手探りで道を探し続けてきて今があります。本当にいろんなことがありました。
もう手詰まりか…?と思うような状況が何度もありましたが、目標を明確にして絶対に諦めずに前を見ていたら、その都度不思議な縁がやってきて今の環境へと繋がりました。ベルリンへ来たのも、1つの奇跡的な縁のおかげです。
日本へ帰国するしないで夫と揉めたこともありました。子供の未来を第一に考えて何度も話し合いをした結果、夫も最終的には私のプランに賛成し協力してくれました。今でも仲良く遠恋リモート夫婦をやっております。
13年目に突入して思うのは、人生は諦めなければ必ず道が見つかるということと、環境のせいにして諦めるなんて勿体ないということです。諦めるか諦めないかを決めるのも自分ですものね。
後、今の生活が成り立っているのは、私が自分で仕事を持っており、経済的に自立しているからでもあります。元々結婚願望が無かった私は、一生一人で生きていくために学生時代に仕事を始めました。
だから声を大にして言いたいです。
結婚相手の収入がどうであろうと、経済の自立さえあれば人生の選択肢は増えるということ。
選択肢がたくさんあり、選択権が自分にあるということは、自由であるということなのです。
それと精神的な自立。経済と精神の自立は、自分を幸せにする第一条件だと思っています。
そんな私もまだまだ発展途上なので、更に自由になる為に努力を重ねていこうと思います。
私が日本やドイツで手探りで暮らしている時、先を走っていらっしゃる方々の本やブログに大変助けられました。
自分が経験したことや有益な情報などを、今度は自分が発信することで、どなたかの助けになったらと思っております。
日本だけでなく、世界のどこに住んでいても、精神・経済・体(健康状態)が自立していれば、なんとかなります。
依存心が強く他力本願だった私もここまで変わることができました。人生も環境も、全て自分次第ですね。
私たち家族を住まわせてくれているドイツと、友人たちに心から感謝しています。