ちょっと前、インスタのストーリーズに載せた写真が、予想外の大反響をいただいてしまいました。
下っ腹がなくなってきた写真と、痩せたのが嬉しくて服を買いに行った時の写真。それだけの投稿だったんですが、「どうやって痩せたの!?」というメッセージが次々と届いて。
わかります、わかります。私もインスタで下っ腹が凹む運動や、背中痩せのエクササイズを片っ端から保存していましたから。保存しただけですけど。
2024年の秋に娘とパリ旅行してから、全然痩せなくなりましてね。体重は最高記録をマークし、お腹周りと二重顎が気になって仕方ありませんでした。たまにインスタに載せる自分の写真は、厳選に厳選を重ね、奇跡の1枚を発見できた時のみ。
ブカブカでベルト必須だったジーンズはベルト無しでもキツくなり、トップスでお腹を隠す毎日。
しかし、半年前からあることを強化し始めてから、気がついたらジーンズのウエストがブカブカに!驚いて体重を測ってみたら、なんと4.5キロ落ちていた!
でも嬉しかったのは体重が減ったことよりも体型が変わったことです。特にお腹。
しかも、特に運動していません!犬の散歩も、今年の冬は寒すぎて(凍っていて)遠出できませんでしたから、ここ数年で一番運動不足の冬でした。
それなのに、なぜこういう結果になったのかを整理してみたら、とても興味深い内容となりました。人間の体ってすごいですねぇ。まあ、聞いてくださいよ。
太る本当の原因は食べ過ぎではなく「栄養が空っぽ」だから
体重が増えていた頃、ジャンクなものばかり食べたくなっていました。甘いものも、アルコールも。
あれ、意志が弱いんじゃないんですよね。血糖値の乱れと、栄養不足がそうさせていたんです。
ここで大事なポイントがあって。
栄養=カロリーではありません。
カロリーはあるのに、栄養は空っぽ。ジャンクフードや外食もほとんどそうですよね。食べても食べても、脳が「栄養が足りない!もっと!」と叫び続ける。
たまに食べれば害のないものを、頻繁に何度も食べたくなる。食欲が止まらないのは、栄養不足が原因である場合がほとんどです。だから止まらない。だから太る。
「食べ過ぎだから太っている」のではなくて、「脳や腸が(栄養的に)満足できないものを食べているから、過食になっている」というのが正しい順番だと思っています。
今回は詳しく語りませんが、特に砂糖は怖いですね。
では、脳が本当に満足するものって何か。
人工ではないミネラル、ビタミン、良質なタンパク質と必須アミノ酸、人工的に調整されていない良質な脂質——人間が本来必要としているものをバランス良く摂ると、脳が「栄養が足りている」と判断します。そうなると体は自然に、必要以上に食べなくなります。必要な時に、必要なものを欲するようになります。
甘いものへの執着が薄れたのも、お酒の量が減ったのも、私の場合はここに理由がありました。
「何を減らすべきか」については、以前こちらの記事で詳しく書いています。アメリカ政府が新しいフードガイドで言い切ったこと、なかなか衝撃的でした。
👉 参考:Dietary Guidelines for Americans 2025–2030(原本PDF)
栄養不足が続くと、食欲とホルモンが暴走する
食欲が止まらない原因の多くは、栄養不足にあります。必要な栄養素が足りていないと、血糖値が乱れ、ホルモンバランスが崩れ、食欲や食の好みをコントロールできなくなります。
「意志が弱いから」じゃなくて、体がSOSを出しているだけだったりするんですよね。
逆に、必要なものがちゃんと足りていると?
不思議なほど食欲が落ち着きます。体が「良いもの」を欲するようになります。甘いものへの執着が薄れて、野菜や発酵食品が自然においしく感じられるようになる。これ、本当に不思議な感覚でした。
ちなみに、促成栽培で育てられている野菜は、残念ながら天然の栄養素、つまり脳がカウントしてくれる栄養素が足りません。他にも細かく注意点が果てしなくありますが、キリがないので今回は割愛します。
ホルモンバランスが整うと、体も気持ちも自然と動き出す
体のコンディションを整えるホルモンの材料がしっかり足りていると、体を動かすのが億劫じゃなくなるんです。
以前は「運動しなきゃ」と思いながら、ソファから立ち上がれない日が普通にありました。今は、なんか動きたくなる。散歩に出たくなる。この感覚の変化が、一番びっくりしました。
気分も前向きになります。「なんとなくやる気が出ない」も、ホルモンバランスを整える食事が足りていないサインだったりするんですよね。
食事を抜いて運動するのが逆効果な理由
ちょっと強い言葉ですが、これは本音です。
食べるべきものを食べずに、消費カロリーだけ増やそうとする。体重は落ちるかもしれません。でも体の中は? ホルモンは? 筋肉は?
長期的に見ると、ストイックすぎるほどに制限された食事は、体が壊れる方向に向かっていることが多いです。そして壊れた体は、必ずリバウンドというかたちで答えを出してきます。
自己管理は、大切な人と生きるため
「健康(または病気)のことは医者に任せればいい」という考え方、私はちょっと違うと思っています。
手術や治療を施すのは確かに医者の仕事です。でも、傷を治し、完治させるのは私たちの体そのもの。体の材料が整っていなければ、縫い合わせた傷口だってくっつきません。医者はきっかけを作ってくれるけど、回復させるのは自分の体なんです。今は、その部分を履き違えて、なんでも医者のせいにする人が多い気がします。
食べたいものだけ食べて、体も動かさない。検査をするたびに悪い結果が増えているのに、自分の生活を変えようとしない。そんな人を見ると、つい疑問に思ってしまいます。
この先、動けなくなったとき、どうするつもりなんだろう、と。
子どもに介護させる? 配偶者に介護させる? それを前提に好き勝手しているのしょうか。それって相手の人生を何年も差し出してもらうことですよね。お金がふんだんにあって、プロに介護費用をたっぷり支払う前提なのでしょうか。でも、施設に空きがなければどうするのでしょうか。
私が健康に気をつかい、コツコツと体質を変え始めてから、もう30年が経ちます。おかげさまで、ほとんど風邪もひきません。体力は20歳の頃よりあります。肌もキメが揃って、シミはありますが、シワは少ないです。多分。
こうして自己管理を続けているのは、いくつ年を重ねても、大切な人たちと楽しい時間を過ごしたいから。決して、自己管理を怠った人の面倒を見るためではありません。
たとえ完璧じゃなくても、できるところから気長に取り組んでいけば、必ず体は応えてくれます。自分の体と人生を大切にし、健康を維持することは、結果として周囲の人を大切にすることと同じなのです。
もちろん、気をつけていても怪我をしたり、病気になることはあります。先天性の疾患で、現代の医療でも限界がある場合もあるでしょう。老化に抗えないこともあるのでは。そういうときは、喜んでお手伝いしたいと思っています。
でも、健康のヒントが溢れているこの時代に、その情報から目を背け、体のメンテを自ら怠り、自分で不健康を選んだ人のために、私の人生を差し出したくありません。
わがまま? どっちが、ですよね。
食べながら半年で4.5kg|体の中から整えた結果
私はお酒も好きだし、時には甘いものだって食べます。でもその「楽しむ時間」のために、普段は自分でコントロールしているのです。
自己管理って、我慢することじゃないんですよね。自分の意思で、良い食事と習慣を選べるように——そのための栄養を、ちゃんと摂っているだけ。
私には、かれこれ30年間コツコツと愛用し続けている健康食品があります。 自分が作る食事だけでは足りないと判断してのことです。販売している会社や製造方法なども調べ、納得して摂り続けています。
太って痩せなくなった時、自分に必要な量を計算し直して、半年前にそれらの摂取量を見直したのです。そうしたら、自然と食べたいものや量が変化したのです。
これは、つまりこういう流れになります。
栄養をしっかり摂った
↓
血糖値が安定し、甘いものへの欲求と食べる量が落ち着いた
↓
糖質の摂取量が自然に減った
↓
体のエネルギー源が「糖」から「脂肪」にシフトし始めた(脂肪燃焼モードへ)
↓
内臓脂肪・皮下脂肪が分解されてエネルギーとして使われた
↓
お腹がへこんだ!
この経験からの反省点は、
年齢や生活習慣とともに、食事にしても補助食品にしても「必須量」が変わってくるのを考慮していなかった。
これに尽きます。
「栄養が足りる」とは、食べた量ではなく、吸収し十分に利用できた状態のことを言うのですから。
ベスト体重まで、あと少し。
でも正直、体重より「体の中が整ってきた感覚」の方がずっと嬉しいです。
本物の食品を見分けるポイント
私が食事に気をつけ、健康食品を愛用していると言うと、「どれがいいの?」と聞かれることも多いんですが、まずは選ぶ基準をお伝えしたいんです。なぜなら、それを知ると健康食品だけでなく、食品全体の嘘とホントが自分で見分けられるようになるからです。そして、自分に必要なものが見えてきます。
※健康食品を利用しなくても、何も問題なく健康体ならそれに越したことはないと思っています!
① 流行りのものに飛びつかない
SNSで急に話題になった特定の食品や健康食品は、半年後に誰も使っていない…ということが、よくありますよね。私は、10年以上続けている人が多くいて、良い結果を導いているかどうかをチェックします。本当に良い商品というのは、食品にしろそれ以外のものにしろ、長期にわたって多くの人が愛用し続けているものだったりします。
人体への影響は短期間ではわかりません。自分の口に入れるのですから、慎重に選びたいものです。
② 私たちの体が何からできているかを学ぶ
体の仕組みを少し勉強すると、商品の嘘が見抜けるようになります。「これを飲むだけで!」「この成分が話題!」——そういった謳い文句に踊らされなくなる。本物かどうかは、成分の質と体の仕組みが一致しているかで判断できます。
例えば骨を作るのはカルシウムだけではありません。マグネシウム、ビタミンD、タンパク質など、複数の栄養素が連携して初めて機能します。そして、カルシウムの働きを助けているマグネシウムやビタミンDやたんぱく質なども、それぞれが体内で化学変化を起こして適所で活躍するには、その他の栄養素が必要となってきます。
栄養素というのは、まさに網目のように互いがつながり、助け合って活動しています。どれか1つが欠けただけでも、本領を発揮できなくなるのです。
さらに、合成されたものではなく、限りなく自然に近い状態で摂取するのが一番です。まさに、米国政府の言う「Eat Real Food」ですね。
「体は食べたものでできている」のではありません。食べたものが消化・吸収され、体内で他の物質と手を取り合い、化学反応を起こして役に立って初めて「食べたものでできている」と言えるのです。
自分が毎日食べているものは、どのくらい体内で使われているのでしょうか。
なぜ、バランスよく食べているつもりでも、太ったり痩せたり、花粉症に悩まされたりするのでしょう。
何を足せば、普段の食事が生かされるのでしょうか。
脳や腸が栄養としてカウントする「食べもの」とは何なのでしょう?
この基本を知っているだけで、見える世界が変わります。
③ 原材料の産地・製造環境を調べる
どこで、どうやって作られているか。畑の質は? 環境汚染の影響は? 製造から販売まで一貫して管理されている生産一貫体制なら、なおよしです。「オーガニック認証」があっても、産地の土壌汚染や水質は別の問題です。
また「Made in Germany」でも、原料の調達先はどこか——そこまで調べてこそ、本当に信頼できる商品かどうかがわかります。特に健康食品は、値段でも見た目でもなく、こういう基準で選ぶと失敗が減ります。
痩せる必要がない人にも起きる変化|体重より大切なこと
これ、大事なポイントなんですが。
腸や脳に必要な栄養をたっぷり摂る方法は、何かに特化して変化を与えるのではありません。ただ、体が必要としている方向に整っていくだけということ。痩せる必要のない人の体重は変わりません。その代わり、
- 便通が良くなる
- 血糖値・血圧が安定してくる
- 体温が上がる
- 肌の調子が変わってくる
「痩せるための方法」じゃなくて、「体を整えるための方法」。結果として体重が適正値に向かう、というイメージです。
少しでも、体に負担がかかるダイエットや食制限で悩む人が減りますように。
ああ、こういう話は楽しいですね。いつも、体の仕組みがいかに合理的に作られていることに感動してしまいます。
いつか書いてみたいと思っていた内容なので、取り上げることができて良かったです。

