ドイツの性教育と我が家の性教育

Monday 20 April, 2020

ドイツの性教育について
ドイツの性教育について

下ネタといえば、もう20年ほど前のこと。久しぶりに会った友人に「今日寝不足なんだよねー、昨日遅くまでパソコンいじってて」と言ったら「え…?あ…そ、そうなんだ」と微妙な反応をされ、後から「遅くまでアソコいじってて」と聞き間違えられてたことが判明して死ぬほど笑ったことを久しぶりに思い出し、いくら下ネタにオープンな私でもそこまでじゃねーよと思った今日この頃ですが皆様ご機嫌いかがですか。

そんな私も現在は10歳女子と13歳男子の子持ち。2人ともまだ第二次性徴期のかけら位しか見えませんが、とっくに小学校とギムナジウムで性教育を受けています。

ドイツでは大体小学校3、4年生で性教育の授業が始まり、性器を含む体各所の名称や、赤ちゃんの作り方などを学びます。私が日本で受けた昭和の性教育とは違い、これがかなり具体的な内容なんですよ。先生は堂々とオープンに説明し、子供たちも興味津々に学びます。

子供たちによると、最初は「花や植物はどうやって種を作るか知ってる?」「じゃあ虫や動物は?」という、生物の話から入ったそうです。そう、セックスは決して嫌らしいものではなく、地球上の生物が当たり前に行ってきた、自然に組み込まれた行動の一部なのですよね。それを理解させた上で、じゃあ人間の場合はどうなのかと受精の仕組み等を学び、その後に具体的な注意点などの話題になるそうです。

注意点というのは、男性と女性のセックスへの観念の違いや、必ず同意の元に行われるべきであること、相手が望まない場合は絶対に行わないこと、妊娠の可能性がある分、女性の精神と体を労わらなくてはならないこと等々。好きでもない相手と行為のみをしたところで、気持ちよくないし虚しいだけだよ、なんてことも教わるそうです。

以上が小学生で学ぶ内容。(もちろん学校や教師によって内容に差があります)

7年生(中1)になった息子は、コンドームの付け方の指導、セックスについてもっと掘り下げた内容を学んだそうです。望まない妊娠や犯罪などを防ぐために、こうして時間を空けてから再度学ぶのはとても効果的だと思いました。

ちなみに、初めてセックスっちゅーもんが何なのかを知った息子(当時10歳)は、学校から帰宅して「ぼく、やっとセックスが何かわかった。ねえ、お母さんもお父さんとセックスしたからぼくが生まれたの?」と言い放ちました。一瞬の動揺を隠しつつ、普通に明るく「そうだよ。当たり前じゃん!」と返してみたら、「っっっっかぁ〜〜!!!!」と謎の雄叫びをあげてましたよ。ういやつめ。

うちの両親はとてもお堅くて、ぜっっっったいに下ネタや性の話題なんて出せませんでした。だから必然的に相談相手は常に友人になっていたのですが、あの世代は未熟で、理性よりも好奇心の方が勝っているのが普通です。何かあった時にちゃんと相談できる大人がいるのといないのとでは大きく違うだろうと、とりあえず茶化さず、動揺も見せず、普通の話題を振られた時のように明るく返すように心がけています。

そんな私に安心したのか、息子の質問がどんどん踏み込んだ内容になってきましてね。

「お母さんが初めてセックスしたのは何歳?」

「お父さんとお母さんは、2回セックスをしたんだね。だってぼくと妹と2人産んだから」

などなど。ちなみに1つ目には「内緒」、2つ目には「ううん、もっといっぱいしたよ❤︎」と答えておきました。(息子は後ろに倒れ込んでいた)

そんな息子も13歳。隣でキョトンと話を聞いていた娘も、今はしっかり勉強して理解しています。

そんな2人を相手に、最近あえて話題にしているのは生理のこと。
半年ほど前でしょうか。日曜にプールへ行きたいと言い出した2人に、「ごめん、お母さん生理なんだ。泳ごうと思えば泳げるけど、今日はちょっとだるいから泳ぎたくないな。」と敢えて伝えたら、ちょっと考えてからなんとなく想像したみたいで、納得していました。

私は生理痛もないですし、普段より眠いことを除いたらいつもとほぼ同じ生活を送ることができます。でも、こいうことを敢えて口に出すことによって、授業で習った知識だけではなく、当事者の声を聞いて理解を深めて欲しいのです。生理中は普段通りに生活できる人も多いけど、そうではない人も多い。普段通りに生活していたとしても、いつもより面倒で疲れやすくなるとか、身近な人の声を直接聴くことで、偏見や誤解がなくなるのではないかと。(特に息子)

そんなわけで、我が家の性教育責任者として、張り切って任務を全うしたいと思います。そのうち、生理だからご飯作れない、生理だから洗濯物たためないとか言い出すかも。←偏見や誤解のタネ