子どもたちとベルリンのクリスマスマーケットで起こった事件について話し合った。
どうして?という質問にひとつひとつ答えながら、今起きているテロ事件は水面下で全て繋がっており、それはもうずっと前から続いていることを(若干しどろもどろになりながら)伝えた。力を持っている国が影で手を引いており、私たちが住んでいるこの国も被害国であり加害国でもあること。この先もこのゲームのような戦争やテロは簡単に終わらないだろう。そのためにも私たちは住む国を選べるようになった方が良い。だからどの国でもできる仕事や資格持った方が良い。その準備を今からしていこう!という結論に至りました。
最初は不安そうな目をして質問をしていた子どもたちも、話が終わる頃には目をキラキラさせて「僕はこうしたい!」「私はあれをする!」なんてたくさんの希望を口に出していた。
確か311の時も、当時4歳になったばかりの息子とこうして話し合ったなぁ。あの時も彼なりにちゃんと理解してくれていた。1歳だった娘も今は6歳。話し合いに参加できるようになった。
子どもを産んだ時からずっと、子育ての目標はただ1つ。「たとえ無人島に漂着してもそこで逞しく生きていく知恵と強い精神を持った人間」になってもらうこと。
何が起こっても、それをバネに前進していく強さを身につけて言って欲しい。
何かショックなことがあったらその都度もう一度人生の方向性を見直し、臨機応変に生きていく力を身につけるために力強い1歩を踏み出す。これを子どもと一緒に繰り返していったら、いつか子どもと手が離れたとしても彼らは彼らでどこに住んでも逆境をチャンスに変えて幸せな場所を作っていくことができるんじゃないかな。運よく巻き込まれず、命がある私たちができることというのはそういうことではないかと。
そして子供達が安心して幸せでいるためにも、私と夫も幸せにならないと。
現在、今ここで起こっていることは刻一刻過去になっていくわけで。どんな栄養満点な食事を取っても、24時間経てばうん子になって体の外に出る。でもそのうん子を臭い臭いと鼻をつまんでゴミとして捨てるのではなく、肥やしにして畑に撒けばやがて豊かな実りへを得られるのだから。
過去に怯えたり後悔したりするよりも、未来のための肥やしなんだと思って新しい種まきをしていけば良いのではないかな。
あれ、なんか最後が全然決まらない。