ベルリン2ヶ月、ドイツ5年経過、そしてマッシュ。

Tuesday 27 September, 2016

前回の投稿から2ヶ月の間にまあ、いろいろありました。引っ越し、早速の来客、転校生としての息子の新スタート、娘の入学式、2回の保護者会、新しい先生の元で公文&ピアノレッスンスタート、日本語補習校スタート、とかね。あ、そうそうアパートの庭にADACのドクターヘリが緊急着陸して子供達大興奮!ってな事件もありましたわ。とにかくいちいち記憶してらんないくらいのめまぐるしさでありました。最近はやっと落ち着いてきたような、こないような。


そんでお題にもあるように、秋分の日でドイツ生活まるっと5年を迎えました。5年前、知り合いゼロ、ドイツ語力ゼロの状態でドイツのある町へ引っ越してきた時は、まさかこの先ベルリンへ行くことになるなんて想像もしていなかったし、さらに言えば6年前は自分がドイツで暮らすことすら想像できなかった。

ドイツ行きもベルリン行きも想像すらしていなかったけど、「自分はこの先こうやって生きていく!」というのだけは明確にババーン!と掲げていたなあ。他の人はどうかわからないけど、私の場合はまず大まかな目標を決めると、それに引きずられるように後から場が整えられていくことが多い。ただし私の目標はいつも突拍子もないものが多いし、手段方法をすっ飛ばして先のことだけ決めてしまうので、周囲の人を戸惑わせてしまうし、はっきり言って実父からは何度も「精神異常者」と言われ呆れられている…。(でも私から見たら父も相当な変わり者でぶっ飛んだ人だと思う)

でも、周りに何を言われようが、その選択が私や私の大切な家族が後々幸せになるであろうことだったら、とりあえず先に進んでみることにしています。私の望む幸せと人の幸せが必ずしも一致するとは限りませんものね。「あなたのためを思って言うけど」って言葉を使う人は特に信用していません。


ちなみに私は「日本以外で子育てするぞ!」とは決めたけど、どこの国が良いのかなんてサッパリ分からなかった。でもいつでも出て行く準備はしていました。実際に欧州へ来るきっかけを作ってくれたのは夫。結婚相手の条件に「海外に縁のある人」と書いたけど、本当にその通りになったなあ。今、ベルリンで庭付きの生活になり、一番喜んでいるのは夫と子供。夫は綺麗な花を寄せ植えしてうっとりしているし、子供は毎日庭を駆けずり回っている。ベルリンへ連れてきてくれたのは夫。この住まいを決めたのは私。夫も子供も私も幸せ!

もしかしたら運が良かったのかもしれない。うん、確かに運もある。でも運なんてものは求めていない人のところにはやってこないと思う。

子供にも良く話して聞かせています。その時の思いつきだけでなく、将来のことまでじっくり考えて決めたことはやってみれば良いよ、お母さんが反対しても他の人が何を言っても、お母さんや他の人が間違ってることだってあるんだから。自分で考えてそれが良いと思ったのならやってみればいい。失敗したらまた違う道を選べば良いだけだよ、って。周りの人が全員「大丈夫だよ」と言っても、自分が「危険だ」と思ったら1人だけで違う道を行きなさいって。もちろんその逆も。



と、ここまで勢いでダダーッと心の中にあったものを吐き出してみましたけど。永住権リーチとはいえ、その先のことがまだ何も決まっておらず相変わらず綱渡りな人生なんですが。こういう時に、過去の経験を思い出して「大丈夫、なんとかなる!」と自分を奮い立たせるわけです。経験って大事だなあ。

さてさて。ここベルリンへはすでに何人かの友人が遊びに来たのですが、6月に友人の菊池亜希子ちゃんが来てくれました。5年ぶりの再会!バーベキューやって、蚤の市へ行って、めくるめく楽しい2日間を過ごしました。特に息子は4歳くらいまであっこちゃんの自称彼氏で、「あっこちゃんは僕が守らなきゃ」と本気で言っていたくらいベタ惚れだったので、それはそれは幸せな時間を過ごせたようです。あっこちゃん、パリとベルリンでテディベアをめっちゃ買ってたな…

そんな元カノ元カレ再会の様子が、あっこちゃんが編集長を務める「マッシュvol.10」にちらっと載っています。

あっこちゃんが来た時はまだ引っ越し前で、家具も何もなかったんだよな。今はちゃんと暮らせるようになりましたよー

私の数少ない趣味はインテリアをいじること、ソーイング、DIY、昼寝。それらを全部まとめて楽しめる今の暮らしをとても気に入っています。特にソファーでの昼寝が最高でしてね。あっこちゃん、またお昼寝しに来てねー