オーガニックワイン屋の店主

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ワイナリー直営・オーガニックワインのお店

ベルリンのSteglitzにある、オーガニックワインのお店「Machmer」をご紹介。私はここの辛口Sekt ( ドイツのスパークリングワイン ) を特に気に入っていて、よく買いに行きます。

Weinladen Machmer
火〜金 11:00 - 19:00
土   11:00 - 16:00
日・月 定休日
Kieler Str. 9, 12163 Berlin
S+U9 Rathaus Steglitz から徒歩4分
BUS: 170, 282, 284, 380, M82, X83

ドイツのオーガニック認定マークは様々な種類があり、当然ながら認定マークにより基準もさまざま。その中でも一番難関と言われる認定基準を設けているのがdemeterです。認定を受けるまでのステップも厳しいし、認定後のチェックも厳しくて有名。

Machmerのワインは全て、このdemeterの認定を受けているのもすごい。(悪酔いしないのはそのおかげ?)

ワイナリーが自社のぶどうを丸ごとdemeter指定の農法で作り流通させるには、大変な手間と時間とコストがかかります。自然を、地球を愛していないとできないこと。それほどdemeterの農法や検査基準は徹底的に自然のリズムに即しているのです。

とても面白いので、ぜひホームページを読んでみてください。

demeterは「農業は自然との調和である」と捉え、食物連鎖や生物の生命リズムをも大切にする農法を推進しています。ドイツから始まったこの運動はナチスドイツの妨害に遭いつつも広がり続け、現在は全世界に広がる組織となりました。来年2024年にはなんと100周年を迎えるそうです。

EUのオーガニック認定基準(あの、よく目にする緑の葉っぱのマークなど)より遥かに厳しい基準を設けているのは、「生きた土壌」を未来へ持続させるためでもあります。そのために、生産者の育成だけでなくアドバイザーや検査官などの育成にも力を入れていて、その徹底ぶりに驚かされました。

"demeter ドイツ" などのキーワードで検索すると、日本語でも情報がでてくるので、もっと突っ込んで知りたい方はぜひググってみてください。(なかなか感動します)

Machmer店内写真
demeter認定ワインがズラッと。手前にチラッと写っているもふもふはリア。

Machmer Steglitz店の店主 Günter Kolb(ギュンター・コルブ)氏は、大好きな友人Riekoちゃんのパートナーでもあります。

お店を知ったきっかけはもちろんRiekoちゃんです。が、無駄なものにお金を使うのが嫌いな私は、美味しくなかったらこんなに頻繁に買いに行きません。

人懐っこい笑顔のGünterは、時間があるときは気前よくテイスティングさせてくれます。このテイスティングをしている間にもお客さんがひっきりなしにやってきて、彼は大抵忙しそうにしています。長年の顧客が多いのも、美味しいワインとGünterが地元の人から愛されているからでしょうね。

来週は日中の最高気温が30度近くなる予報のベルリン。まだ5月なのに…今年の夏も暑そうですね。

辛口から甘口まで、いろんな種類のSektやSeccoがありますので、今年の夏も我が家のテラスで味わいたいと思います。ノンアルコールのスパークリングもとても美味しいですよ!(もちろん赤白ロゼのワインも)

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